メカニカルダイバー200mのデザインの源流は1977年発売の「チャレンジダイバー」、後に「フジツボダイバー」の愛称でより広く知られることになったモデルだ。“フジツボ”と呼ばれるようになったのは、1983年にオーストラリアのロングリーフビーチで発見されたチャレンジダイバーが、フジツボに覆われながらも動き続けていたという逸話に由来している。

今回の限定モデルは、そんなシチズンのダイバーズモデルの評価を確かなものにしたエピソードのゆかりの地、ロングリーフビーチをイメージして作られた。美しい青い海をイメージし、ダイヤルだけでなくベゼル周囲の周囲もブルーに。ブラックのベゼルとのコントラストで表情を引き締める。

ケース／バンドの素材はスーパーチタニウムで、「デュラテクトプラチナ」コーティングが施される。ケース径は41.0mm、厚みは12.3mm（設計値）。自動巻きの「Cal.9051」を搭載し、パワーリザーブは約42時間。200m潜水用防水、2種耐磁時計となる。裏蓋には35周年限定ロゴを刻印する。

オリジナルの「クレドール ロコモティブ」は1979年に発売されたモデル。これまでセイコーは明言していなかったが、かねてよりBreitling時計スーパーコピー愛好家のあいだでは、ラグジュアリースポーツという一大ジャンルを築いた巨匠、ジェラルド・ジェンタ氏がデザインを手掛けたと見られる隠れた名作として知られてきた。今回の復刻にあたって、セイコー側からジェンタデザインである旨が公表された点がまず一つのニュースだ。


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