セイコーが手掛けるドレスウォッチブランド、セイコー クレドールより、画家の山口晃氏とのコラボレーションによる数量限定モデルが発表された。山口氏は、日本の伝統的な絵画様式を用いた油絵の技法を得意としており、成田国際空港や東京メトロ日本橋駅等のパブリックアート、新聞小説や書籍の挿絵、テレビドラマのオープニングタイトルバックなど、幅広い分野で活躍している。
今作では、
ブライトリング時計コピー風流なものや風雅なものに心を寄せることを意味する「数寄(すき)」を取り入れたデザインが採用されている。ダイアルの6時位置から9時位置にかけて施された開口部には、何か新しいものが生まれる瞬間のエネルギーと広がりを表現すべく、山口氏の考案した「開かれる」イメージの造形が取り入れられている。開口部にはガラスが取り付けられ、その表面に施された模様が立体感を高める。
6時位置から9時位置にかけて、大きく設けられた開口部。ガラスに模様を施すことで、独特のレイヤー感を創出している。
インデックスは、日本画のコードのひとつである菱文様を構成する合計11種60本によって構成されている。大小さまざまな菱文様が重なる様子は、さながらだまし絵のようだ。
直径38mmのラウンド型ケースは、ステンレススティール製。しっかりとした太さのラグが、モダンな印象をもたらす。6本のネジによって固定されたケースバックは、テンプの部分のみシースルーとなっており、ロービートならではのゆったりとした鼓動を楽しむことができる。ケースバック全体に描かれているのは、ススキの野原をモチーフとしたパターンだ。