「デファイ」は、ゼニスというブランドにとって重要なヘリテージだ。1902年に懐中時計として誕生したデファイは、1969年に腕時計に生まれ変わる。堅牢でありながら現代的。そのスピリットは、最新作「デファイ スカイライン」にも当然受け継がれている。円と8角形を組み合わせた大胆かつ建築的なデザインは、見た目のインパクトも大きい。だが、実際にこの腕時計を日常的に使っている俳優の竹内涼真は少し違う印象を抱いているようだ。
▲「見た目のカッコよさは写真で伝わるかもしれませんけど、それだけではない。それ以上の魅力が隠されているんです」
「最初に見たときは、硬質な印象がありました。でも着けてみるとまったく違う、むしろ柔らかい感覚。肌触り、つけ心地が抜群にいいんです。僕にとって時計は日常で使う道具。当たり前のことですが、つけ心地とか、時間や日付がひと目でわかる実用性も重視しています。この時計は、デザイン性を高めながら、使う人間のことをちゃんと考えている。新作ですけど、ずっと昔から使っているような気持ちになる腕時計です」
ゼニスのアンバサダーになって2年目。現在、「デファイ スカイライン」も含め4本のゼニスの腕時計を使い分けているという。
「毎朝、家を出るときにどれをつけようか迷っています(笑)。どんなシーンでも違和感なくつけられるのがゼニスの時計なんです。とくにこの『デファイ スカイライン』は、スーツにも似合うし、カジュアルなスタイルにも合う。シチュエーションにあわせて選ぶというより、時計のほうがその日の僕の気分にあわせてくれるような気がします。光を反射する艶めいた面もあれば、光を吸収するマットな面もある。自分の気分によって見え方が変わる。『デファイ スカイライン』には、そういう包容力のようなものを感じます」